気を付けてお風呂に入ってね②。
2019.12.23 -[ コラム ]
前回のブログ更新後から、インフルエンザでもないのに38度を超える熱に五日間苦しめられました。処方された薬も飲み終わり、体調が戻った感じです。そして、お酒も飲めます(笑)。
さて、前回のブログでは入浴中の死亡事故が交通事故死亡者数よるも多いという事をお伝えしました。その原因とされているのが「ヒートショック」です。
ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が大きく変動する事が原因で起こる健康被害の事なのです。
では、温度の急激な変化に伴って血圧がどんな乱高下を起こしているのか画像をご覧ください。

暖かいリビングでくつろいでいる際には血圧も安定していますが、お風呂に入ろうと部屋を移動した瞬間から血圧が上昇します。そして湯舟に入ってからの10分後、血圧は急降下し、この時点で意識が遠のくとされています。この時が一番、気を付けなければいけない入浴中の事故になりますね!
実際の話ですが、身近な方で
「あれ、今日はお父さんがいつもよりお風呂の時間が長いな~。」
と思いお風呂を覗いてみたらお風呂の中で・・・。あまりにも突然すぎて、心の整理をするのに時間が掛かったそうです。
家の中、どこも温度差が小さい家ならこんな事はほとんどないと思いますが、温度差が大きい家に住んでいらっしゃる方は本当に気を付けていただきたいと思います。実際のお話のお住まいも築30年以上の温度差が大きな住宅です。
今年の青森は例年以上に雪が少なくて暮らしやすいですが、寒さは変わりません。寒さはこれからが本番。益々、寒くなっていきます。

この画像の様に、ヒートショックは12月から1月に掛けて多く発生しているようです。
発生場所の時間帯は、18時から20時の浴室。そして、6時から8時のトイレとなっています。
繰り返しになりますが、 今年の青森は例年以上に雪が少なくて暮らしやすいですが、寒さは変わりません。寒さはこれからが本番。益々、寒くなっていきます。
ヒートショックには気を付けてお過ごしください。