圧縮布団袋で暖かい家!
2018.12.22 -[ コラム / リフォーム / 省エネ性能・気密性能 ]
今日から中2と小4の子供達は冬休みです。夏休みと違い冬休みは年末のイベントだらけであっという間に終わっちゃうので気が楽ですが・・。
しかし、中2は年末年始以外は学校に出校して勉強と部活、小4は野球の練習で暇なしです。暇だ暇だと言われているよりマシですが・・(笑)。
さて、今日はこれから寒い家を暖かくするための説明をしにお客さんの家に伺います。
寒い家には寒い家になる理由があって、上の画像の様に青い矢印(冷たい空気)と赤い矢印(暖かい空気)が壁の中で動き回っているからなのです。
基本は、赤い矢印が天井から抜けていかなければ青い矢印も室外から侵入してきませんので、「いかに赤い矢印を動かないようにするか!」なのです。
技術的には色んな方法もあり、十社十色です。(理屈が分かっている会社に限りますが・・)
その中で、圧縮布団袋の原理を利用した方法もあります。
10cmの断熱材を袋の中に詰めます。
その袋の先に掃除機の先を突っ込んで、袋の中の空気を吸い取ります。断熱材の細かい繊維の間には大量の空気が含まれていますので、断熱材の間に入っている空気も一緒に吸い込まれると・・。
画像のようにペッシャンコになってしまいます。
この様に薄くなった断熱材を青い矢印や赤い矢印が動く壁の中に突っ込んで、動きを止めます。そうする事で、家の中は劇的に暖かい環境に生まれ変わります。
当社では、傷んだ外壁を張り替える際に一緒に提案させていただいております。
なぜ一緒に提案するのか・・、後日のブログで説明させていただきたいと思います。