熊本地震。
2016.4.18 -[ コラム ]
先週、4月14日・午後9時26分に熊本県で地震が発生してしまいました。
大勢の方が避難生活を強いられているようです。
遠い青森からですが、お見舞い申し上げます。
評論家でも何でもありませんが、TVから飛び込んできた画像を見て思った事を少しだけ書きたいと思います。
①住宅の倒壊について。
東日本大震災の時は、住宅の倒壊というニュースをあまり目にしませんでした。しかし、今回の地震では住宅の倒壊で亡くなっている方がほとんどのようです。
あまり地震のない地域だったようで、地震に対する意識がそれほどなかったのかなとも思いました。
地震の種類が違うからなのかとも思いますが、その辺はどうなのでしょう?
倒壊している住宅を見ると古い住宅が多いように思います。
しかも、屋根材は瓦ですね。(板金よりも重い材料です。)
足元がフラフラ、そして、重い頭が大きく揺れて、フラフラしている下の方(1階)で支えきれなくなっていたのでしょう!
大学生が亡くなったアパートは新しいようでしたが、1階部分はつぶれてしまっていました。
中には、比較的新しい住宅が倒壊していない画像もありました。
新しいから倒壊しない、古いから倒壊するというのは紙一重なのかもしれませんが、地震の事も考えた家づくりは大切だなと改めて思いました。
何も災いがなければ家族を包んでくれる家ですが、災いが起きると一瞬にして人が死んでしまう要因にもなってしまいます。
被災された方々、そして熊本県全体が普段の生活に戻るには長い年月が必要なのかもしれません。
しかし、頑張って復興してもらい歴史のある熊本を取り戻してほしいと強く思います。