工事のご報告⑤。
2015.9.22 -[ 1507 IZ 様邸外壁リフォーム工事 ]
天候に恵まれているシルバーウィークですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
僕は、お仕事です。
さて、このIZ様邸外壁リフォーム工事の工事のご報告ですが、以前の報告から期間が空いてしまいました。
このブログも合わせて、残り2回のご報告となりますがお付き合いの程よろしくお願いいたします。
前回までの工事報告では下記の画像で出てくる、壁の中を動き廻る青色の矢印を無くする作業をしていたのです。
この青色の矢印が動き回る事で、家は暖かくならないのです。(クリックで画像が大きくなります。)
これらの作業&調査を全て終え、次の作業です!それは・・・、
家の 気密性 を向上させる作業です!!
現場の取り掛かり前は、3mの幅の透湿・防水シートを継ぎ目なく張って家の気密を向上しようとしましたが、休憩時に大工さんと協議を重ねた結果・・・、
厚さ4mm、91cm×182cmのベニヤ板を張り、そして継ぎ目には気密テープを貼る事で家の気密性を向上させる事にしました。
その後は、Q1.0住宅ビルダーとしこれまで数多くの高断熱・高気密住宅を手掛けてきた当社ですので抜かりはございません!
土台水切り部分も新築同様の工事を行いました。(赤い囲いの部分です。)
上に見えるのは気密テープで、透湿・防水シートを張る際に使用します。万が一、壁内に水が浸入しても、その水は確実に外に排出されます。
サッシ廻りの防水処理もしっかりと行いました。(赤い囲いの部分です。)
同時に、気密処理も行っています。
小屋裏換気用の開口もしっかりと確保しております。(赤い囲いの部分です。)
改修前の建物は、小屋裏換気がしっかりと確保されていませんでした!!
小屋裏換気部材取り付け前。(赤い囲いの部分です。)
小屋裏換気部材取り付け後。(赤い囲いの部分です。)
写真の撮影が上手くいきませんでした。すみません。
既存の壁配管の処理もしっかりと行いました。(赤い囲いの部分です。)
この画像だけだと、「何が?」と思うかもしれませんので、次の画像もご覧ください!
壁配管は、外装材より外側に出すのが基本です。(赤い囲いの部分です。)
この壁配管は手前の木材(通気木材)よりも出っ張っていて、新しく張る外装材より外側に出ています。
これで、外壁の「凍害」は解消されるのです。
そして、建物全体に透湿・防水シートを張りました。
つづく・・・。