工事のご報告④。
2015.9.5 -[ 1507 IZ 様邸外壁リフォーム工事 ]
さて、前回のブログの続きです。
「暖かいお風呂にするための大事なもう一つの工程!」です。
↑屋根解体直後のユニットバス天井の状況です。
無造作に断熱材がのっけられている状態でした。これだと、冬場のお風呂が寒いはずです。
↑そして換気扇のダクトも転がしてあるだけ!
このダクトの上に断熱材が敷かれていました。
↑和室の天井です。
和室というのは気密工事が難しい部分で、前の大工さんが相当苦労した形跡が見られました。
ここには、ブローイングが20cm入っていました!
という事で、今回のリフォーム工事では「桁上での断熱・気密工事」を行う事にしたのです。
その大きな理由は、
①IZ様の自宅が、基礎から壁・天井まで断熱材に覆われる。
②家を暖かくする際には「建物の気密性」がとても大切です。その気密性を比較的簡単に確保する事が出来る。
という点ではないでしょうか?
そこで、大工さんと意見を戦わせるために描いた桁上断熱の簡単な図面です。
研修と重なってしまい途中の作業風景を写真に収める事が出来ませんでしたが、百戦錬磨の大工さん達なのでその辺は安心しています。
↑桁上に敷き込んだ断熱材です。
これで今年の冬のお風呂は、絶対に寒くありません!!
追記
今回、桁上断熱に出来た理由がもう一つあります!
↑改修工事前のIZ様邸です。
予め予想は付いていましたが実際に壁を解体してみると・・・、
↑こんな状況です。
雨仕舞も悪いし、壁の内側の通気も天井裏の換気もしっかりと確保されていませんでした。
これらの補修作業もあったので、一度屋根を解体して新たに屋根を組み直したのです。
つづく・・・。