株式会社 森の風工房|青森の工務店。森の風のさわやかさを感じる家族思いの家づくり

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風の便り。(公式ブログ)

工事のご報告③。

2015.9.5 -[ 1507 IZ 様邸外壁リフォーム工事

更新が空いてしまいましたが、IZ様邸外壁リフォームの工事報告をいたします。

 

さて、今回はお風呂廻りの工事についてです。

IZ様との打ち合わせの時、

「お風呂、冬になると寒くて寒くて大変なの!水道も凍るからねぇ~!!」

と言われてました。

そして今回の工事で原因ははっきりしました。

 

 

DSCF1285

↑上記の写真は、既存の外壁を剥がして断熱材を捲った状況です。

取り敢えず断熱材は充填されているのですが、何も断熱材の効力が働いていないのです。

その証拠としまして、次の写真を見て下さい。

 

DSCF1308

↑これはユニットバスの天井付近の断熱材です。黒くなっていますね!!

断熱材を黒くしているのは、動く空気と一緒に舞い上がった埃が断熱材に付着して黒くなっているのです。

ユニットバスと壁には数cmの隙間が必ず出来ます。その出来た隙間を、冬で言えば冷たい空気が動き回っていたのでIZ

様のご自宅のお風呂は冬にとっても寒い状況だったのです。

 

そこで今回・・・、

DSCF1309

↑ユニットバス部分の断熱材を全て撤去して、外側から防湿・気密シートを貼りました。

理想としてはテープを使わないでシートを貼れれば良いのですが、施工上どうしても無理な箇所があったのでシートを少

し短くして貼上げました。

シートとシートの貼り合わせ部分は10cm以上の重ねをしっかりと確保して、気密テープにてしっかりと密着させてい

ます。

「安心してください!しっかりやっています!!」(笑)

 

DSCF1307

↑ユニットバスの換気扇ダクトの部分もマニュアル通りの処理をしました。

 

DSCF1331

↑断熱材を充填した状況です。

防湿・気密シートも桁までしっかりと貼り上げている状況が分かると思います。これは、断熱材の性能をしっかりと発揮

させるためには必要な作業になります。壁の中を空気が動き回らないようにしているのです。

専門用語で、「気流止め」と言います。

 

しかし、これだけではお風呂は暖かくなりません。もう一つ大事な工程が残っています。

ヒントは、最後の写真にあります。

 

 

つづく・・・。

 

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