株式会社 森の風工房|青森の工務店。森の風のさわやかさを感じる家族思いの家づくり

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風の便り。(公式ブログ)

飛び込み営業で失敗・・・。

2015.4.16 -[ リフォーム

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↑青森市桜川地区の桜の様子。4月16日・午後。

観測史上最速タイ記録だという今年の桜。

やっぱり桜が咲くとなると、何だか嬉しい気分になってきます!

 

 

これからお伝えする内容は、現在進行中の現場です。

少なくても、このブログをご覧になった方は今の現場のお客さんと同じ目に合う事はなくなります!

なぜなら、当社が今まで真剣に家づくりに取り組んできたからです。

 

さて、先週末から外壁の改修工事をしております。

この住宅は築30数年で、建てた当初から写真をお見せする箇所がどうしても気になってしょうがなかったそうです。

その当時も大工さんには相談されたそうなのですが、なかなか改善されなくてそのままにして暮らしてきました。

 

そんな時、

「外壁を塗装しませんか?」

という、飛び込み営業の方が来て、気になっている部分も相談してみたところ、

「任せて下さい!この部分もしっかり直しますよ!!」

という事でお仕事を依頼したそうです。

1数十万円で。

 

外壁を塗装し直した直後は良かったのですが、一冬暮らしてみるとまた同じところが膨らんでしまいました。

再度、塗装してもらった会社に電話をして担当者に来てもらいましたが、その時は話を聞いて「はい、また来ます!」と言って帰ったそうなのですがなかなか来てもらえず、再度電話をしてみると無視!!

 

70代のご夫婦が3年前、「これで家にお金を掛けるのは最後だ!!」という事で、1数十万円を掛けて家を綺麗にしたはずなのですが・・・。

以前から気になっていた外壁の膨らみも解消されることなく、悔しい気持ちで僕に相談してきました。

 

また、数十万円というお金を掛けて建物西面だけの外壁改修工事です。

 

 

何処を直しているのかと言いますと、

 

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↑ 全体写真。(西面)

 

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↑ 緑丸部分の塗装の膨らみです。これは立派な凍害です。

 

どんな工事をするのかと言いますと、赤丸部分を解体し、ピンクのラインの部分にに雨押え(あまおさえ)を取り付ける工事を行います。

雨押えを取り付けて、屋根から壁に侵入する雨水を無くする工事です。

 

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↑ 解体した壁の内部。一部の木は腐って無くなっていました。筋かいにも少し腐食が見られましたが、取り替える事が出来なかったので、添え木ををして補強しました。

 

 

まとめ

今では壁と下屋(下屋根部分・今回の様な壁に屋根がくっついている部分)に雨押えという部材を取り付けるのが当たり前ですが、30数年前となると先に紹介した写真の様な納まりが一般的です。

決して、手の抜いて仕事をした家ではありませんでした。

ました、「凍害」という事もその当時の大工さんは当然知らなかったでしょう!

 

 

しかし、3年前に外壁を全面塗装した際、大工さん来て外壁の膨らんでいる部分も一部解体して手を加えたそうです。

今も現役で大工さんをやっているのであれば何が不味いのか分かっていたはずでしょう!

しかし、その部分は見て見ぬふりで何もしていませんでした。

 

考えられるのは、

 

飛び込み営業の方が、ド素人。自分のノルマ達成が第一!

「後は大工さんが何とかしてくれるべ!」と考えて工事を受注した。

 

工事を大工さんはこのままだとまた同じ事だと理解していたが、「自分は下請けで、お金を貰えればそれで良いや!」という事で言われた事だけをした。

 

「何でもやります。そこもやります。あそこもやります。この値段で・・・。」と言われ、良い気分になったお客さんが安易に契約し、工事をお願いしてしまった。

 

以上、3点が考えられます。

 

 

年金生活をしている70代のご夫婦!

今現在、工事に掛けているお金は無駄なお金です。このお金があったら何が出来るでしょう?

あまり考えたくないですね!!

 

 

ブログをご覧になった皆さんはこんな事がないように気を付けて下さい!!

 

今回紹介した事例と同じ悩みを持っている方、このページにある「お問い合わせ」からご連絡ください!

お待ちしております。

 

ご安心ください!

当社ではお客さんとのアポイントがない限り、自宅への直接訪問やお電話はいたしません。

 

 

 

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