新築&リフォームをしてポイントを貰っちゃおう!!(2)
2015.2.18 -[ お知らせ ]
いきなり写真からです。
2月になり、天気の良い日は陽射しの量も増えてきました。そこで、我が家の南面の大開口も断熱ブラインドを上げています。とっても気持ちが良いです!!
この豊富な陽射しのお蔭で日中は暖房要らずなのです。室温も22℃まで上昇してしまいます!
やっぱり日中はブラインドやカーテンを開けて外の景色を見ながら生活したいものですね。
「じゃぁ!寒い吹雪の日や真冬日の日はどうするの?」
という方もいらっしゃると思います。
そこで・・・、この写真をご覧ください。
我が家の南面の大開口の窓は、冬の間はこの様にして暮らしています。
その理由は・・・、
この大きい窓から冷たい空気感を感じるのが嫌だからです。
家族全員、この冷たい空気感を感じるのが嫌なので断熱ブラインドは日中でも閉めて生活しています。(日中は土・日・祝日しか家にいないのでこれでも問題はありません!)
この状態を続けることにより、当然ですが外の景色を見る事は出来ません!
この状態を解決するためにはいくつかの方法があります。
①断熱性の良いサッシを付ける!
以前もご紹介いたしましたが、断熱性の良いサッシを付けると解決できます。
僕の家の場合、12年前に建てた家ですので当時のサッシとしては最高レベルの断熱性能を持ったサッシ(ガラス)ですが、当時の最高レベルのサッシ(ガラス)も窓から出入りする熱の量は多いので、寒い日には冷たい空気感を感じながら生活していました。
しかし、昨今発売されているサッシの中には、非常に断熱性に優れたサッシが各サッシメーカーから販売されていますので、寒い吹雪の日や真冬日の日でも外の景色を楽しみたい方には、断熱性に優れたサッシの取り付けをお勧めします。
しかし、ここで注意点があります。
大きな窓で断熱性に優れたサッシは一般的な普及タイプのサッシよりも値段が高いです。また、最初の写真でご紹介したように、サッシ(ガラス)の種類によっても断熱性能や陽射しを取り入れるタイプの物など様々な製品がありますので、それぞれのご家庭に合ったサッシ(ガラス)の選択をする事をお勧めいたします!
既存サッシの交換やガラスの交換を行う工事は、省エネ住宅エコポイントの対象工事です。
②外の景色も見る事が出来る断熱ブラインドを取り付ける!
こんな形の断熱ブラインドもあります。値段も高くなりますが、南面の大開口の窓にはとても使い勝手の良いものだと思います。
残念ながら、この紹介している断熱ブラインドは、省エネ住宅ポイントの対象外となっております。
(だったら紹介するな!!と言いたいですね ^^; )
③既存のサッシの内側に新たにサッシを付ける!
内窓を新たに取り付けるという事です!
またまた画像をお見せいたします。
サーモカメラによる画像です。
ご覧の角度からサーモカメラの画像を撮っています。ここで注目してほしいのが、ガラス表面の温度です。
左側のガラス表面温度の色と右側のガラス表面温度の色が違う事が分かると思います。
では、何故この様になっているのかと言いますと、
ご覧のように、内側に新たなサッシを付けているからです。(実験のため、簡単に作って試してみました。)
こんな物を付けるだけで、ガラスの表面温度は上がります。ガラスの表面温度が上がるという事は、窓からの冷たい空気感を感じる事も少なくなりますし、結露に悩む事も少なくなります。
しかし、内窓を取り付けるといってもサッシの種類によっては、内窓が取り付け可能な窓と不可能な窓がありますのでご注意ください!
内窓取り付け工事は、省エネ住宅エコポイントの対象工事です。
僕が考える窓リフォームです。
例えば「結露」。窓に出来る結露というのは、結露する窓がある部屋の除湿器だと思っています。窓の結露って、実はその室内の湿度コントロールをしているから優れものなんですよね!
しかし、結露が嫌で内窓を取り付けてしまって窓から結露が無くなりました。さて、今まで窓が除湿器代わりになっていましたが何処にそのしわ寄せがいくでしょう?それは、窓の次に断熱が弱いところですね!
それが壁の中だったとしたら目の見えないところで結露が発生していて、その結露水により木材が腐朽してしまいます。
内窓を取り付けると結露が無くなり、窓から感じる冷たい空気感もなくなるので良いな~!と思うかもしれませんが、良く考えてみると問題も多い「内窓取り付け工事」だと僕は思っています。
もし我が家で内窓取り付け工事を行うとしたら・・・。
幸いにして、高断熱・高気密住宅で24時間換気もしていますので、結露には悩まされておりません。しかし、西日対策が不十分ですので西側の窓に「遮熱型」(陽射しを取り入れない)タイプのガラスを入れて、西側全部の窓に内窓を取り付けたいと思っています。
そうすれば、夏場の室温上昇にも役立ちますし、トリプルガラスよりも更に高性能なフォースガラス(4枚)仕様になるので、冬場の断熱効果も更にあがるのでは?と模索しています。
それぞれのご家庭に合った工事の選択をしていただければとおもっています。
まだ紹介したい項目がありますが長くなってしまいましたので、シリーズ化してまた次回、ご紹介いたします。